こんにちは、「WaX2」スタッフです！ せっかく良い感じにヘアカラーが染まったのに、時間経過で自然と起こる色落ちにテンションダウン…なんてこと、ありませんか？ヘアカラーをする上で必ずついて回る「色落ち」ですが、日常の髪に対する習慣を少し変えるだけで長持ちできたり色落ち後もキレイな色を維持できたりすることをご存知でしょうか？
そこで今回は、せっかくのヘアカラーを少しでも長持ちさせる「色落ち対策」について説明していきます！最近染めた、色落ちに悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.ヘアカラーの原理と色落ちの理由
以前も紹介しましたが、ヘアカラーの薬を使うことによって色が染まる原理は、「その髪の色を作っている”メラニン色素”を破壊し、その後に出来た空間に染色要素を詰め込む」ことで成り立っています。破壊する、というと物騒ですが、その人その人が持つメラニン色素とヘアカラーの色素を入れ替える、というイメージですね。
そしてヘアカラーの色素は、洗うことによって流されたり、熱などで簡単に破壊されてしまうものでもあります。これらが色落ちの主な原因と言えます。
ちなみに、染める色によっては色落ちのしやすさが異なります。アッシュ系やピンク系、ブリーチヘアーなどは比較的色落ちしやすく、ブラウン系は長持ちしやすい傾向にあります。しかしどれもあくまで傾向で、生活習慣などに大きく左右されるもの。「色落ちしにくいからこの色にしよう」というのは、生活習慣を正してから考える方がおすすめです。
2.ヘアカラーの色落ちを防ぐ習慣
前項で「ヘアカラーの色素は熱などで破壊されてしまう」と書きました。それなら、ドライヤーはだめなのでは？と考えてしまうかもしれませんが、ドライヤーはOK！むしろすべきなのです。その理由なども併せて、具体的な色落ち対策を説明していきましょう。
2-1.「カラーシャンプー」を使う
実は普段使っている市販のシャンプーは、数あるシャンプーの中でも洗浄力がかなり強いということをご存知でしょうか？お値段が手頃だから、とクセで使い続けていることが色落ちの原因になっていたりするかもしれません。
ヘアカラー後は、染めた髪を洗うことを前提に作られた「カラーシャンプー」を使うと、色落ちのスピードを落とすことができます。
2-2.お風呂の後はドライヤーでしっかり乾かす
ヘアカラーの色素は熱に弱い、と説明しましたが、それよりも色が抜ける原因となるのが「髪が濡れている＝キューティクル全開状態を放置」というもの。キューティクルが開いているとせっかく入り込んだ色素がどんどん抜けていってしまうので、ドライヤーでしっかり乾かしてカバーしましょう。ただし熱が弱いことに変わりはないので、乾かし過ぎにも注意してくださいね。
2-3.染めた日だけでなく、その翌日もシャンプーを控える
ヘアカラー後によく言われるのが、「今夜は髪を洗わないでくださいね」という言葉。それは守る方がほとんどだと思いますが、実は染めた翌日もシャンプーを控えたほうが持ちが良くなるんです。
もちろん2日シャンプーしない、というのは季節によってはかなりストレスだと思います。できるだけ2連休が控えている日の夜などに染めるなど、工夫してみてくださいね。
2-4.とにかく熱に気をつける
例えばアイロンの使用頻度も、色落ちに大きく影響します。派手な色に染めたのなら、ヘアセットも派手なものにしたい。そう思う方も多くいらっしゃるかもしれませんが、アイロンやコテは熱を使って髪をセットします。そう、熱を使うので、色落ちの原因になってしまうんですね。完全に控えるというのは自分のスタイルを維持できずストレスになってしまうので、頻度を下げるなど妥協できるポイントを見つけてみてください。
また、お風呂のお湯の温度もいつもよりぬるめに設定することも効果的です。ただし寒い季節は風邪を引かないよう気をつけてくださいね。
3.まとめ
せっかくそれなりのお金を払って染めたヘアカラー、すこしでも長持ちするほうが嬉しいですよね。今回紹介した色落ち対策の中には「2日シャンプーを控える」など、めんどくさいと思うものもありましたが、ちょっと気をつけるだけで色の持ちは劇的に変化します。スムーズに習慣に取り入れられそうなものから、ぜひとも始めてみてくださいね。
銀座にあるセットサロン「WaX2」では、お客様の髪質・髪の色にあわせて様々なヘアセットが可能です。髪のことに関するアドバイスも対応していますので、美しさを維持したいという方はぜひお越しください。
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