こんにちは、「WaX2」スタッフです! 私達はセットサロンのため、ヘアカットなどは行っておりませんが、髪を扱う仕事である以上、並の美容室さん以上に髪の変化に敏感なつもりです!
数々のお客様を見てきた中で、たまに「あれっ、この方の髪、前はこんなに傷んでいなかったのに」と心配になることがあります。髪へのダメージの原因は当HPのコラムで詳しく語ってきましたが、どれも健康面などがほとんどでした。そこで今回は、意外と見落としがちな髪のダメージの原因「ヘアカット」について説明していこうと思います。もし最近美容室を変えて髪へのダメージが気になりはじめたら、それは美容師さんの腕や使っているハサミが原因かもしれません。
1.髪へのダメージと深い関係のある「髪の毛の切り口の綺麗さ」
髪は細いため、思い通りの長さに切られればそれでいいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、髪とはいえ0.08ミリ程度の太さが存在します。例えば切れ味が悪いハサミを使って髪を切ると、この切り口が潰れてしまうのです。
切り口、つまり断面が潰れてしまうと、それが原因で髪が枝毛になる可能性が出てきます。
2.切り口が潰れてしまう原因
切り口が潰れてしまう原因は様々ですが、大きく分けて「ハサミの切れ味が悪い」か「美容師の腕が今ひとつ」の2つに分けられます。(切れ味の悪いハサミを使うことも、腕が今ひとつである原因の一つであると言えますが…)
2-1.原因1:ハサミの切れ味が悪い
一般的に、美容師が使うハサミは一般的に売られているハサミよりもずっと切れ味が良いプロ用のものです。髪とはいえ人体の一部を扱うものなので、できる美容師ほどハサミにこだわりがあるとされています。
また、たまに「自分で髪を切っている」という人もいますが、ヘアスタイル面はもちろん、使うハサミの切れ味の面からもおすすめはしません。
2-2.原因2:美容師の腕が今ひとつ
ヘアカット一つとっても、カットの技術には様々なものがあります。しかしそのどれもが、しっかり場数を踏まなければ習得できないもの。単純に切り口が斜めになるなど、望ましくないカットをされてしまうこともあるでしょう。
またカット方法の中には、ドライカット、ウェットカットというものもあります。髪を切りに行ったら、最初に霧吹きで髪に水を吹きかけられた、という経験をした人がいるかもしれません。これはウェットカットで、「髪は水分を含むと柔らかくなる」という特徴を利用したものであり、切り口もきれいになる傾向にあります。逆に乾いたままカットするドライカットは、ヘアスタイルによっては選ばれるときもありますが、一般的にはカット時の髪への負担はウェットカットのほうが少なめです。
また美容師になりたてであったり、そもそもの腕が今ひとつだったりすると、髪をカットするときに知らず知らずのうちに引っ張りがちになります。これも頭皮にストレスがかかるなど、結果髪にダメージが蓄積されてしまいます。
3.まとめ
髪に良いものを積極的に摂取するなど、髪への健康には気を遣っているはずなのに、最近ダメージが目立つ…とお悩みの方!一度ご利用されている美容室のクオリティを再確認したほうがいいかもしれませんよ。
銀座・新橋のセットサロン「WaX2」では、あなたに合ったヘアセットを提供しているだけでなく、髪や頭皮に関する様々なご相談も受け付けています。ヘアカットはできませんが、美容室選びなどでアドバイスできることがあるかもしれませんので、当サロンの記事を読むだけでなく、お気軽にご相談ください!
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