こんにちは、「WaX2」スタッフです! 髪を毎日扱っている以上、お客様や自分のものを問わず、どうしても向き合う必要があるのが「枝毛」です。髪を気にする女性の永遠のテーマとも言える問題ですが、日頃無意識のうちに髪に行っているクセを改善するだけでも大きな変化が見込めるのを知ってましたか?
今回は、そんな「枝毛」の原因と効果的な防止策についてご説明していきます。髪へのダメージがかさむこれからの季節、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.そもそも枝毛ってどうしてできる?
既に調べたことがある人も少なくないかと思いますが、髪はその細い1本に3つの層が存在します。それぞれ芯があり、その芯を覆う層が「コルテックス」、そしてそのコルテックスを包んでいるのがおなじみ「キューティクル」です。
3層存在すると説明しましたが、髪の9割は2層目のコルテックスで構成されています。このコルテックスに含まれる水分とタンパク質が、髪の質を保つ大きな要素となっているのです。
3層目のキューティクルはこのコルテックスを守る役目を果たしているのですが、最も外面に晒されているため、日々のダメージを受けやすい部分でもあります。このキューティクルがダメージを受け、亀裂などが生じると、コルテックスの水分とタンパク質が流出。結果、髪の本質へのダメージが重なることで割けて枝毛が発生する、というメカニズムなのです。
なお、枝毛と並んでもう一つの髪のトラブルとして挙げられる「切れ毛」も、原因は一緒です。
2.枝毛ができてしまったら? 予防するには?
残念ながら、枝毛が出来てしまった時点でその髪は「死んでいる」ことと同義です。そのため出来た枝毛を元に戻すことは、どんなに生活スタイルを改善したとしても不可能なのです。そのため、普段から枝毛を防止する心がけが必要と言えるでしょう。
まずは枝毛に繋がる日々のクセを理解していきましょう。
2-1.熱や乾燥などのダメージ
冬の季節は乾燥しやすく、髪のダメージが加速します。髪へのダメージはそのまま枝毛のリスクに繋がるため、潤いを保つようにアウトバストリートメントなどの利用を忘れないようにしましょう。
また、コルテックスを守るキューティクルは熱にも弱いという特性があります。お風呂の後の髪を自然乾燥に任せるのはダメージの原因になると過去のコラムでも説明してきましたが、長時間のドライヤーもまたダメージに繋がるということを忘れないように。
2-2.カラーリング、ブリーチ、パーマなどのダメージ
カラーリングやブリーチ、パーマといったヘアセットも、高い頻度で行ってしまうとダメージに繋がります。当院でもこれらは扱っていますが、心配な方はご相談ください!
2-3.紫外線やストレス、生活リズムの乱れによるダメージ
上記のように髪に直接触れるような要素がなくても、紫外線やストレス、生活リズムの乱れも髪に悪影響を与えてしまいます。これらに対する具体的な予防方法は人それぞれとなってしまいますが、心身ともに健康でいることを意識してみてくださいね。
3.まとめ
いかがでしたか? 枝毛は髪へのダメージの象徴とも言えるため、目立ってきたら一度自分の生活スタイルを見直してみることをおすすめします。また枝毛は前述の通り既に死んだ髪なので、バランスが悪くならない程度にセルフカットすることも考えてみてください。
銀座・新橋のセットサロン「WaX2」では、他にも様々な髪のお悩みに対応! ぜひお気軽にお越しください。
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